いろんなwebサービスをNIKEのDUNKで表現してみた

flickrDUNKはふつうに欲しい
の、image clip作ったんだけど一瞬で消えてしまいました
ただまぁせっかくなので静止画だけ切り取って置いとくことにします
個人的に光の感じと、色味が気に入っているので…





てか動画じゃないと全く意味ないなこれw
まぁしょうがない。。もう多分無理ですね
トゥワーDVD見ました
ネタバレ回避的な理由でまだtwitterには書けないので
こっちの方にザッと感想を書いておこうと思います
字数制限もないですしね
とりあえずLIVEシークエンスについてだけ
まず第一印象として
シンプルに徹したカット割りに好感が持てる
しかもこれ、ただ単にシンプルなだけじゃない
3人がよく使う言葉を借りると、いわゆる「わかってる」編集だと思う
何をわかってるのかというと、1つは当然振りの見せどころ
しかも結構渋い所まで押さえてる印象
特に『The best thing』と『I still love U』の振りの見せ方は
素晴らしいんじゃないでしょうか
それともうひとつは
純粋に振付けが綺麗に見えるように繋げば
それだけでも十分良いものになる、ということを作り手がわかってる
この2点
前作のP⊿T DVDのクオリティには
ライブの規模的にもカメラの台数的にも当然及ばない
だからこそカメラワークや編集のテクで作品性を高めるよりも
振付けをシンプルに見せることでクオリティを高めよう、
そんな態度がはっきりと見て取れるし、成功しているように思う
そしてそれらの判断によって僕は
「なんか楽曲の聞こえ方が変わった」と感じました。
同じことを思った人は少なからずいるのではないでしょうか
言ってみれば「音が見えて 映像が聴こえる」というような感覚を覚えた
ということです
では、なぜPerfumeは
カット割り1つで楽曲の聞こえ方まで変わってしまうのか?
その疑問に対する答えとして
以前twitterで僕がつぶやいたものを引用します
「振り付け」とは音源に対して視覚という面から新しいリズムを加える行程であり、
身体というデバイスを使用した素材音源のリミックス作業に置き換えられる。
それに対して編集によってさらに新たなリズムを加える音楽映像媒体はもはや3次創作かも
http://twitter.com/doughnutsmsl/status/12439738340
つまりこういう事です
中田ヤスタカが作った音源に対して、振付けのMIKIKOさんは
「強調したい音」と「落としたい音」さらに「音源には入ってないけど加えたい音」
の3点をかなり複雑かつ繊細に調整して創作している
この工程を僕は「音源に手を加えずに音源をRemixしているようなもの」と捉えています
そして
“音源(一次創作)を振り付けによってRemixしたもの(二次創作)をPerfumeが表現する”
という事が、ライブ活動を主とするPerfumeにおいて完成品であると定義するならば
それを切り刻み、さらにカット割りのテンポによってリズムそのものを再構成する映像作品というものは
もはや三次創作になってしまうのではないか、ということです
そこが他のアーティストとは大きく異なる部分であり
ライブ映像に作家性が介入すると、例え同じパフォーマンスでも
簡単に別物になるというPerfumeの特殊性の所以と言えるのではないでしょうか
前作のP⊿T DVDの時に巻き起こった賛否両論は
ある意味、関和亮が行った三次創作を許容するか否かの議論だったと僕は考えています
当時本スレ等でよく見かけた「これはPerfumeの作品というより関さんの作品じゃん」
という言説は非常に正しくて
それを許容できる人とできない人とで意見がはっきり分かれていたように思う。
(ちなみに僕はP⊿T DVDは傑作だと思っています)
そういう意味では今回のDVDや、古くはGAME DVD、ガールズボックス、BLACK&BLUE などは
作家性の介入と過度な情報量の詰め込みを自重した事で
逆に「音が見えて、映像が聴こえる」という実に高い作品性を帯びる結果となった。
そのように思うのです。
かなり長くなりました…
3行でまとめるとこういう事です
Perfumeとしての「完成品」を再構成せずにパッケージした事によって
聴こえなかった音が見える様になり見えなかったものが聴こえるようになった
超楽しいんですけど!!!以上です
それと最後に…
会場であんなに聞こえていたDream Fighterの名前コールが全く聞こえなくなっている。
これにはちょっと笑ってしまったw
ノイズマイク(=PAからのラインアウトとは別にオーディエンスの声とかを集音するマイク)
は最前上下に1本ずつあったのでコール自体は当然収録されているはず
つまりDFのコールに関してはMAの段階で間違いなく演出的な判断(=レベルを下げる)が入っている
というのが僕の見解
逆に「(遥かー その)さーきまで!」の合唱は他のノイズに比べ、わざとらしい位に強調されてる。
あまりにもこの2箇所について顕著だったことを踏まえると、これがオフィシャルの演出判断なのだと思います
ちなみに今回のDVDはZepp Tokyoの昼と夜どっちの映像?という議論があると思いますが
コレについてここで説明してしまうと、夢を壊してしまうリスクがあるので避けます
知りたい方はtwitterでDMでも下さい