
ライブ良かったです
なにが良かったって、お客さんが本当に良かった。すごくいい空気が流れてた
アンコールのとき、かしゆかは
「みんながPerfumeのライブを観たいって思ってくれることが嬉しい」
「Perfumeでおれてほんまによかった」
そう言って泣いていました
会場にいた人もきっと、かしゆかの気持ちと同じくらい
「Perfumeと出会えてよかった」
そう思ってたんじゃないかな
あ~ちゃんが一生懸命話してくれた「才能」の話。
彼女の、なんとかして伝えようとする気持ちと、
それをきちんと受け止めようとするお客さんの気持ちが、会場中に広がってて
変な言い方だけど「緊迫感」すら覚えた
話し終わって一瞬の静寂の後に、数人のお客さんが「ありがとう」という言葉を返す
会場中に張り詰めていたものが一気に解かれる
大きな拍手が、あ~ちゃんを安心に満ちた表情に変える
「伝える事が出来て嬉しい」という感情と「伝えてくれて嬉しい」という感情
今度はその二つが会場中に広がる
表現者とそれを受け止める人との間に、なんのよどみも無い
純粋で素朴で平等な関係
これは一体なんと呼ばれるものでしょうか?
もちろんパフォーマンスも素晴らしかったです
エレクトロ・ワールド
最初の「この道」というフレーズ。
武道館と仙台とでは、同じフレーズなのに全然違う思いが込み上げてきた事に驚く
楽曲のアレンジが変わるわけでもないし、振り付けが変わるわけでもない
それでも新しい響きがそこにあったのなら
変わったのはきっと、3人と僕らの方なんだな
「この道」っていうフレーズに僕は無意識に意味を重ねていて
そして少なくとも僕の中では、その意味がはっきりと更新されていたことに気付いたんです
(武道館までの道も険しかったけども、そっから先の道はさらに険しい。轍なんかないよ)
数あるPerfume楽曲の中で「唯一バックダンサーがいる曲=edge」
それは、Perfumeを表現するためにはPerfumeの3人以外不要。という強い意志を
逆説的に証明しているんだなということにようやく気が付いた
そしてなにしろ9分近くある曲を、飽きさせずに一気に見せきる演出は見事としか言えない。
まさに「どこを切り取っても見せ場」みたいな状態。これは本当に凄い事です
edgeの進化=Perfumeの進化
武道館の時点で既に未踏の領域に踏み込んでるわけだけど
これを見てしまうと、もっと先を期待してしまう、どうしても。
つぎ見れるのはいつなんだろう
あぁ長くなりましたね。
キリが無いんでこのあたりで止めときます。
ほんと仙台2日目。いいライブでした。
とにかくもっと、ちゃんと生きよう
正直に
目の前の世界を、もっと愛そう
ただただ鬱陶しく立ち込めてたモヤモヤも
鮮やかな夕日に照らされて、美しく見えたのでした
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