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こちらにも

YouTubeのチャンネルの方にもあげてみましたので
よろしければ



普通なにか動画作るときは
あらかじめ、ある程度構成を決めて
効率的な段取りを組んだりするんですけど
今回は曲の頭から、順番にワンカットずつ画を嵌めていくっていう
ありえない乱暴な方法で繋いでます

初めからそこまで凝ったものを作ろうと思ってなかったってことですね

ただ全体のノリ的な部分は結構個人的に気に入っています
ちょっとでも楽しんでもらえたら嬉しいです


ちなみにお恥ずかしい話なのですが
エンコードってやつが未だに苦手でして
いま上げてるやつも画質的には自分的に許せるギリギリのモノです

フラッシュ系のエフェクトとか急加速とかをバンバン使っているので
どうしても映像信号的にしんどいんでしょうけど
なんかこう、もっとシャープにならないもんかなぁ…

編集作業は知識がなくてもある程度ノリでいけるけど
エンコは知識が無いとどうにもならないですね
勉強せな

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Love or Lies

ひょんなことから丸一日暇になってしまったので
こんなん作ってみました
(ライアーゲーム興味ない人はスルーでおkですよ)



なんてことない、ごくフツーのMADです
変化球一切なし
ストレートの緩急だけ
後半の「スーパーきのこタイム」は別としてw

たまにはこういうのもいいかな
とりあえず作ってて楽しかったです

寝て起きてまだ消されてなかったら
動画の解説文くらいは書きなおそう

てかニコ動ひさしぶり過ぎて仕様がサッパリわからん

LSG10 (zozo風)

lsg10

お買い求めはこちらから

なんか昔のスキーウェアって
こういう柄のやつ多かったですよね(笑)

Dimension

「Perfumeにとって次のミッションとはなにか?」

さて、なんでしょうね
ファン100人に聞いたら100通りの答えが返って来そうですね

僕は
【 いかにして「3次元」を制するか】
ってことな気がしてます

御存知の通りPerfumeのダンスのほとんどが
いわゆる「面(めん)」で見せるタイプです

そりゃそうだ

演者と観客の位置関係でいえば10年のキャリアのうち8年以上を

  演者
 ↓↓↓

↑↑↑↑↑ 
  観客

っていう正対した関係で過ごしてきたわけだから

MIKIKOさんの振り付けも「面」という2次元の制約の中で考え尽くされたものになっている。
ていうかそういう箱でしかライブしてなかったわけだし、それは当然。

ただ、状況は変わってきてる
箱がデカくなれば、当然客席の配置も変わってくる。

マカロニで舞台が回転したり
コンピューターシティで前にズンズン歩いてきたりとか
床がLEDだったりとか、これまでいろいろ試しているけど
それはあくまで2次元(面)の連続であって、言ってみれば2.5次元。
どうしても「3人散らばって客煽り」的な時間が増えていってしまう
(それはそれで楽しいんですけどね)

たとえ今のままでも、僕も含め多くのファンはこれまで通り楽しめると思う
でも、2DのPerfumeが3Dに進化する時
世界中の誰も見たことない、新しいライブ表現が生まれるような気がする・・・

絵画のような2次元の芸術と
彫刻のような3次元の芸術は
根本的に頭の使い方が異なる(らしい)
こればっかりはMIKIKOさん次第

3人だけでステージを完結させるスタイルを貫くPerfumeが
どういうアイディアでその壁をブチ破るのか?

これまでのライブを見る限り、その鍵はおそらく「レーザー」と「映像」でしょう


ちなみに
今回のDVDで“世界の二流”こと、我らが関さんは
無謀にも、そこ(Perfumeの3次元的表現)にたったひとりで突っ込んでいって
かなりの深手を負われたようにお見受けしました(笑)

でも僕は全力で支持しますよ
あれはパッと見、スチール的な絵の連続(2D的)に見えるけど
実は非常に立体的で、空間そのものを切り取ることに成功している

勉強させていただきました

あっちゃんのお年玉

子供にとってお正月最大のイベントといえば、今も昔も“お年玉”だろう
僕も親戚から、毎年ちょっとずつ値上がりしていくお年玉を貰うのが何よりの楽しみだった。

たしか1990年。
僕が小学校に上がるか上がらないかくらいの年だったと思う。
普段ほとんど見ない、ある親戚のおじさんが珍しく親戚同士の正月祝いに顔を出していた。
年齢は僕の父親と同じくらい
いかつい体系で一見怖そうな雰囲気だけどどこか温かさを感じる、不思議な人だった。
大人達は皆、彼の事を「あっちゃん」と呼んでおり、僕もそれにならった。

あっちゃんは芸術家だった。
建築と彫刻の分野で国際的に評価されていて、世界のあちこちで活動をしていると
父親は教えてくれた。
そんな凄いおっちゃんならば、さぞやたくさんお年玉をくれることだろう!
僕の期待はそこにだけ集中していた(子供の思考なんてそんなものだろう)

しばらくおとなしくしていると
「お年玉あげるからこっちこいよ」
そう言ってあっちゃんは僕を近くに呼んだ
しかしそこで出てきたのは、見た事も無いコイン数枚だった
ニコニコしながらあっちゃんは言う
「これフランスのお金だよ。フランスってわかるか?」

がっかりだった。
なにしろその当時の僕は、お目当てのゲームソフトを買うことだけが人生の目的であり
使い道のない外国のコインなんて全くもって無価値なのだ。
とにかくがっかりだった。

でもそれから数日後の夜
なぜか僕は家の押し入れから、いままで見向きもしなかった地球儀を引っ張りだしていた。
あっちゃんが教えてくれた「フランス」という国の場所を、どうしても知りたくなったのだ。

世の中には自分の知らない世界があって、それはテレビの中でも本の中でもなく
どこかに本当に存在している。
もしかしたらそれを初めて実感したのがその瞬間だったのかもしれない。
あっちゃんがくれたコインの、ずしっとした重みは、そのことを実感するのに十分な“リアル”だったのだ
静かなドキドキに、僕は夢中になっていた。

今になって思えば、
もしかしたらあっちゃんは、あのお年玉で僕にその事を教えようとしてくれたのかもしれない。


あれから20年
2010年最初の月を僕は今フランスで過ごしている
別に僕は芸術家ではないけど、それでもちょっと運命めいたものを感じてしまう
ヨーロッパ全土を襲っている寒波の影響でパリは連日氷点下
物価も高いし、長く滞在する気はもう失せてはしまったが
それでも自分の知らない世界を知るそのドキドキは
20年前のあの時とあまり変わっていないように思う。


去年、姉夫婦に男の子が産まれた
この甥っ子が大きくなったら、いま僕の財布に入っているコインを握らせたいと思う
がっかりされる様子が今から想像できるけど
そうしようと思う

p3

プロフィール

dnts

Author:dnts
ネット育ちの映像作家

twitter : @dnts3

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