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白いステッキと青いTシャツ

追加公演2daysの1日目
開演ギリギリ、新横浜の駅からアリーナに向かう道の途中
母親に手を引いてもらい
僕と同じく小走りでライブ会場に向かう一人の少年を見かけた

年齢の割には渋すぎるサングラスをかけている彼が気になって目で追ってしまう
そこでようやく理解した
彼の手には目の不自由な方が使う、白いステッキが握られていたのだ

完全に面食らってしまった

恐らく彼には3人のダンスも、表情も
スクリーンの映像も、場内を飛び交うレーザーも見る事は出来ない

それでも彼は「Perfumeのライブに行きたい」と思って
チケットを取り、母親にアテンドしてもらい
僕らと同じように横浜に来ていたのだ

極端な話、音楽だけならCDで代用できる
それでも彼は生で、Perfumeと空間を共有したいと思ったのだろう

僕は、Perfumeというアーティストの「本質」を垣間見た気がした

ダンスもビジュアルも音源も演出も全てを差し引いたところで残る本質
僕の陳腐な言葉ではとても表現しきれないけど
「それ」は間違いなくあって、あらゆる人を惹き付けて離さないんだろう

彼はファンクラブ会員限定の青いTシャツを着ていた
願わくば次のツアーでまた彼の姿があって欲しい
僕なんかよりずっとPerfumeの本質を知っているだろう彼と
Perfumeの話をしてみたい


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one nation

昨日だったでしょうか
本スレで話題になっていたこの動画



僕も見させて頂きましたが
おもいっきり感動してしまいました

これは・・・
凄いですよね
ほんとに。

なによりみんな凄くいい表情してる。

世間には全く気付かれないところで
なんだか凄い事が起ころうとしているような。
ばらばらに回っている歯車が、密かに噛み合い始めているような。
そんなワクワク感を覚えました。

「この感覚、何かに似てるな・・・」
そんなことを思いながら今日、東横線の車内で悶々と考えてたんですが
ちょっとわかりました。

それはちょうど、コンベスからチョコ。そしてポリに繋がっていくあの当時に感じた
不思議な予感に似てるのではないか、と。

そもそも彼らの存在自体、もっと前から僕らは知っていたし
この動画だって、言ってみれば単純なコメント動画集に過ぎないのかもしれない。
だからいまさら驚くような要素は、別にない。
そのはずなのに
なにかの始まりというか、その尻尾がチラチラと見える気がしてならないのです。

だからこそ「僕に(僕らに)出来る事はないのだろうか?」
などと、どうしても考えてしまう。
それは彼らに向けてなのか、もっと広い世界に向けてなのかは良く分からないけど。

少なくとも「ファン同士の国際交流」とか
「世界のファンを喜ばそう企画」とか
ましてや「Perfumeの世界進出を後押ししよう」とか
全然そんな話じゃなくて・・・

目的も手段もぶっちゃけ全く分からない
でも、なにかウチ等らしいスタイルで
世界中に散らばってる歯車を噛み合わせることはできないものか、と。

そんなことを考えてました。


各停の東横が、都立大から自由が丘に差し掛かるあたりで
目の前にファンキーなお兄さんが、

その彼が着ていたロンTに
こんなフレーズがプリントされていました。


「one nation under a groove」


そうだよ。

そういうことなんだよ。

追加公演行きます。

アリーナツアー、
まだ見れてません
ただ、色んな幸運とありがたい巡り会わせのおかげで
追加公演は両日とも参加できそうです。

でも実は、Perfumeのライブを2日続けて観るのって人生初めてなので
なんかちょっと不安な部分があったりなかったり。

Perfumeの過剰摂取によるなんらかの副作用があるのではないか、と
OverDoseになるんではないか、と
いくら好きでも、ほどほどがちょうどいいって言いますしね
(とっても贅沢な話ですが)
横浜アリーナ、楽しみです。


気付けば秋、大好きな季節。

新しいマフラーが欲しいな、


Mondialito - New Clouds

秋になると決まって聞きたくなる曲
今年もまた聞いてます。アルバムまるまる通して、毎日。
別に思い出の曲ってワケじゃないのに、懐かしく感じるから不思議。
このアルバムはジャケ写もたまらなく良いです。

[001]



一言で言えばかしゆか版「Rubber Johnny」ですね
クリス・カニンガムです。
1~2分くらいのショートフィルムが作りたいなぁと思っていて
手元にあった素材でちょっとやってみた感じです。
とりあえず再生数は絶対伸びないでしょうね
アイドル的なかわいさも、笑えるフレーズも、感動的な話も、踊れる音楽も
一切ないですから

おそらくニコ動だったら絶対やらないタイプの動画です。
あっちは、見てくれる人の存在がめっちゃ近いから、意識せずともサービス精神的なものが出てきて
より分かり易いものだったり、多くの人に楽しんでもらえるものを優先してしまうわけで、(良くも悪くも)

その点YouTubeは、世界が広すぎるからなのか、コミュニケーション機能が中途半端だからなのか
作り手と受け手の関係性がどこか希薄で、
だからどうしても発想が自分の内へ内へ向かっていってしまう。

他人の肖像画を描いてたはずが、最終的にはセルフポートレイトになってしまったような・・・
なんともいえない感覚。
ただ僕がこういう空気感の映像が作りたかったってだけの話。

だから、これといってタイトルもつけませんし、詳しい解説もしません。
期待してクリックしてがっかりした人
すんません!

さて、
つぎは逆に底抜けに明るい動画を作ろうかしら
プロフィール

dnts

Author:dnts
ネット育ちの映像作家

twitter : @dnts3

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