FC2ブログ

あれから一年。

クラブシーン、クリエイター、アイドルファン・・・
いくつものフィールドをクロスオーバーしながら、
確かに鼓動は響き始めていた。

それぞれの場所で、
それぞれのやり方で、
それぞれが好きなように、
まったく違うリズムで響く鼓動は
日増しに大きく。
力強くなっていく。

異なるリズムは、成長し、お互い反応しあう。
それぞれの違いを保ったままで。

それが、一つの臨界点に達した、
まさにその時。
独特のパターンを持った(愛すべき)いくつもの鼓動が
1つの強大なグルーヴとなった
まさにその時。

「ポリリズム」と題されたCDはリリースされた。

僕らは、僕ら自身の手で必死に塗りたくった
「既成概念」とかいうものを
まるで巨大な業務用洗濯機に投げ込まれたみたいに、
未体験の馬力で一方的に剥がされていった。
そして三半規管がやられてフラフラの状態で洗濯機から放り出されたとき
(2:02ポリループ明けのあの感覚だよ!)
僕らは(少なくとも僕は)あらゆるものが等価値に結びつく光景を垣間見たんだ。

「最新のもの」も「昔からあるもの」も
「オシャレとされているもの」も「ダサいといわれるもの」も
「有名な作家が造ったもの」も「なもない作家が造ったもの」も
「おっさんのつぶやき」も「子供のたわごと」も
その全てが等しく、新鮮な驚きで包まれている風景。
その地平に立つ事ができたんだ。


あれから一年。


夢物語をいくつも実現させ
なおも三人はトップスピードで走り続ける
重圧を笑顔に変えて
不安をステップに変えて
無責任な賞賛に心を留めず
自らの役目をひたむきに全うしようとしている。

彼女達にとってのゴールとは一体なんなのか?
その問いに答えがでるのは、ずっと先なのかもしれない。
それまで、どうやら3人から目を離すことは無理みたいだ。


シーンに変革を突きつけた歴史的名盤=ポリリズム 一歳の誕生日。

10年後もこの曲が、
どこかのスピーカーの向こう側で
誰かのヘッドフォンの向こう側で
あわよくばいつものライブハウスのステージ上から
あの日僕らが感じたのと同じように
新鮮な驚きと共に迎えられることを願って。
スポンサーサイト



プロフィール

dnts

Author:dnts
ネット育ちの映像作家

twitter : @dnts3

最近の記事
最近のコメント
月別アーカイブ
カテゴリー
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
このブログをリンクに追加する
QRコード
QRコード